皆さまこんにちは
やっとこさ梅雨が明けました
連日、暑さにエンジンかかったような感じですが、如何お過ごしでしょうか
夏バテとは大体無縁な夏を過ごしている鈴木です
食欲…欠片ほども落ちないです…
さて 梅雨も明けたてのつい先日
久し振りに神戸へ行きました
今回の目的はこちら

タイトルが若干見切れてますが
浮世絵の展覧会!!
浮世絵っていうと

こんなのとか

こんなののイメージでいたんです
今回フォーカスされているのは
歌川国貞さんと歌川国芳さん
同時代に生き、師匠も同じですが
描かれた絵は全くと言っていい程違う!!
全体を通してみた感じでは
正統と異端
そんな風に感じました
管理されてた状態もすごく良いのでしょう
色の鮮やかさは、とても150年以上前に刷られたとは思えないものでした
普通、印刷物なんてもっとかすれて、薄っすい色合いになってると思ったら…
今回、期間限定ですが、展示物の撮影もOKとのことだったので
遠慮なく撮り倒してきました
CMでも出ていたこの絵

髑髏柄の着物を羽織った役者さんなんですが

柄、実は猫の集まりで描かれているんです
(下駄にも髑髏の顔が描かれています)
これを描かれたのは国芳さんの方なんですが
大変な猫好きだったらしく
いっつも、懐に猫が1匹はいたそうです
こんなちょっと目を惹くアイディアから


今のマンガに通じるような、フィクションの絵


むしろもうマンガだろ、みたいなデフォルメされた絵など、
時代の圧力もあったようですが、すごく多彩な表現があったんだなー、とか
現代の歌舞伎役者さんのご先祖様方の絵が残ってること、
着物の柄のデザインや色使いなどなど…感動しっぱなしでした!!
これだけではなく、展覧会自体も
浮世絵に親しみやすくなるように、と工夫がしてありました


記念撮影ができるようなスペースがあったり、

ルビを現代風にふってみたり
(読めないんですが、歌舞伎役者の一覧で、フェイスブック、とルビがふってあります)

絵の1枚1枚の上に、一言コメントがしてあったり、と
確かに、知識があった方がよりディープに楽しめるんだろうな、とは思いましたが
僕のような浮世絵の素人が見ても楽しんでもらえるように、
絵の展覧会から一歩踏み込んだ演出がしてありました
それこそ、僕は浮世絵に対して冒頭のようなイメージだとか、所謂風景画のイメージしか無かったんですが
いい意味でひっくり返されました!!
ではでは、季節は大暑
一年で一番暑い時季になります 台所で火を使うのは億劫な季節ですが
皆様体調にはお気をつけて! 乱文失礼致しました スズキでした!
- 2016/07/26(火) 21:00:46|
- 鈴木
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